東京のホテルが予約できないという声を最近よく聞きます。
政府の取り組みなどにより、外国人観光客が年々増えつつあるからです。
特に多いのが中国人観光客。
なんと全外国人観光客の4割を占めるのです。
そういったこともあって東京ではシティーホテルの予約がほとんどとれないといいます。
冠婚葬祭や急な出張など、宿を確保しなければならないのに、それがままならないケースもあって困っている人も多いですよね。
ここでは、どうすれば東京で宿を確保することが出来るのかを探ってみます。
首都圏と関西圏の宿泊施設稼働率
では、まず宿泊施設の稼働率から見てみましょう。
シティーホテルはどこも軒並み稼働率80%を超えています。
京都や大阪に至っては90%を超える人気ぶりですね。
では予約のしにくい東京のシティーホテルですが、どうやって予約すればいいのでしょうか。
タイミングを考える
大人数の訪日外国人観光客を扱う旅行代理店は、半年ほど前に一括してホテルを仮予約してしまいます
ホテルがないとツアーも組めませんからね。
実際のツアーの人数等が決まると旅行代理店は3日前にはそれに合わせて不要な部屋のキャンセルを行います。
これは、ホテルのキャンセル料が発生するのは宿泊の3日前というところが多いことから。
なので、宿泊を希望するホテルが満室であっても、キャンセルによる空室が出る可能性が高い宿泊の3日前に確認してみることがベストです。
全くの直前で役に立たないかもしれませんが、宿泊当日の午後3時頃のチェックインの時間帯も意外にキャンセルが多いので、トライしてみる価値はあります。
ホテルのタイプを変えてみる
シティーホテルにこだわらないならば、ビジネスホテルやカプセルホテルも視野に入れてみたらどうでしょう。
最近ではこれらのホテルのサービスや設備がとても進化しているので、宿泊するのには十分だと言えます。
チェーンのビジネスホテルには朝食がついているところも多いので、お得感もありますよね。
カプセルホテルで大浴場があるところもあります。
寝る場所は狭くても、お風呂がゆったりならば満足という人にはぴったりのホテルだと言えます
東京でおすすめのビジネス・カプセルホテル
ここでは東京23区内のおすすめのビジネスホテル・カプセルホテルを地域別に紹介します。
朝食付きと大浴場付きのホテルに厳選していますので、シティーホテルに負けないホテルが満載です。
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地域を広げてみる
最終手段としては、千葉県や神奈川県といったところへ地域を広げてみるという手があります。
先程のホテルの稼働率の表を見てみても、千葉県は82.9%で、神奈川県が84.1%。
まずまず予約はとりやすいと言えます。
東京への旅行や出張というと東京都内のホテルに目が行きがちですが、千葉県や神奈川県なら都心へ電車でも30分くらいなので、移動もあまり苦にもならないと思いますし、なにより比較的安価でクオリティーの高いホテルがあるのが魅力です。
最後に
中国人の買い物観光客の数も最近では落ち着いてきたと言います。
しかしながら、落ち着いてきたと言っても数が多いことに変わりはありません。
いざという時の予約に困らいないためにも、予約のタイミングやビジネスホテル利用などの方法を駆使してスムーズな予約につとめたいものですね。