自宅での快適なネット環境を求めて、auホームルーターの2台目を検討している方が増えています。
「今の通信速度に満足できない」「離れた部屋や別荘でも快適にネットを使いたい」と考えるのは自然なことです。
しかし、いざ契約しようとすると、2台分の料金はどうなるのか、そもそも同一名義での契約や審査は通るのか、といった疑問が浮かんでくるのではないでしょうか。
また、同じ住所で2台使うと速度は上がるのか、それとも電波干渉で逆に遅くなるのか、技術的な不安も尽きません。
この記事では、私が実際に調べた情報を基に、契約の仕組みや注意点について詳しくお話しします。
2台目の導入を検討する際には、キャンペーンの適用条件や解約新規のリスクについても理解しておくことが大切です。
- 同一名義での契約ルールと審査のポイント
- 2台目にかかる月額料金とキャンペーンの適用可否
- 同じ場所や別宅で使う際の速度とGPS制限の真実
- 解約新規や古い端末を活用する際のリスクと対処法
本記事の内容
auホームルーター2台目の契約審査と料金の真実
まずは、多くの人が疑問に思う「契約そのもの」に関する部分から解説していきます。
2台目を契約すること自体は可能ですが、料金体系や審査のハードルについては、1台目とは異なる注意点が存在します。
ここをクリアにしないと、思わぬ出費や審査落ちの原因になりますので、詳しく見ていきましょう。

同一名義で2台目を契約する際の手続き
結論から言えば、auホームルーターは同一名義で複数台の契約が可能です。
個人契約において「一人一台まで」という厳格な縛りは存在しません。
これはauに限らず、ドコモやソフトバンクなどの他社ホームルーターでも同様の傾向にありますが、auの場合は特に、スマートフォンの回線契約とは別に、データ通信専用の契約として扱われるため、既にスマホとルーターを1台ずつ持っていても、システム上は問題なく受理されます。
例えば、私自身も検証のために複数の回線を契約した経験がありますが、支払い能力さえ証明できれば、特段の理由なく断られることはありませんでした。
手続き自体も、1台目と同様にauショップやUQスポット、またはオンラインショップで行うことができます。
ただし、手続きの場所によって「審査の通りやすさ」が変わるわけではありませんが、「手軽さ」には大きな違いがあります。
オンラインショップであれば、自宅にいながら24時間いつでも申し込みが可能で、待ち時間もありません。
一方で、実店舗の場合は、その場で在庫があれば即日持ち帰りができるというメリットがあります。
急ぎで2台目が必要な場合は店舗へ、じっくり検討したい場合はオンラインを選ぶのが良いでしょう。

ここで一つ注意点があります。
それは、短期間に複数の回線を申し込むと、転売目的などを疑われて審査が厳しくなる可能性があるということです。
携帯電話業界では、不正契約や端末の転売を防ぐために、短期間(例えば90日以内など)に大量の回線を契約しようとする顧客を警戒するシステムがあります。
もしあなたが、2台目だけでなく、3台目、4台目と一気に増やしたいと考えている場合は、一度に申し込むのではなく、一定期間(半年程度)を空けてから申し込むのが無難だと言えるでしょう。
また、契約時には本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)が必要になりますが、これも1台目と同じものが使えます。
住所変更などがない限り、スムーズに手続きは進むはずです。
2台目契約時に使えるキャンペーンと注意点
2台目を契約する際、最も気になるのが「キャンペーンは適用されるのか?」という点ですよね。
通常、新規契約時の端末割引や数万円規模のキャッシュバックキャンペーンは、「一世帯あたり一回線限り」あるいは「お一人様一回限り」という条件がついていることが非常に多いです。
これは、キャンペーンの原資が「新規顧客の獲得」を目的としているため、既存顧客の追加契約には厳しくなっているのが実情です。
しかし、これには抜け穴というか、例外も存在します。
家電量販店の売り場では、以下のようなケースでは2台目でも特典が適用されることが確認できました。
- 店舗独自の施策:
家電量販店や街の携帯ショップ(代理店)によっては、本部からのインセンティブとは別に、店舗独自の予算でキャッシュバックを行っている場合があります。この場合、「2台目でもOK」としてくれる店員さんが稀にいます。 - 時期による変動:
決算期(3月や9月)や年末年始などは、ノルマ達成のために「契約してくれるなら何でもあり」のような状態で、条件が大幅に緩和されることがあります。 - セット購入の交渉:
例えば、家族のスマホ乗り換えと同時に2台目のルーターを契約する場合など、「合わせ技」で交渉すると、特典をつけてもらえる確率が上がります。

一方で、「5Gルーター割」のような月額料金の割引サービスは、回線ごとにシステム判定されるため、2台目にも適用されるケースが一般的です。
これは「キャンペーン」というよりは「プランの一部」として組み込まれている割引だからです。
具体的には、契約から13ヶ月間、月額料金から550円が割り引かれる施策などがこれに当たります。
ただし、絶対に忘れてはいけないのが「契約事務手数料」です。
これは回線ごとに必ず発生するため、3,850円(税込)が初期費用として加算されます。
2台目を契約するということは、この手数料も倍かかるということです。
キャンペーンで数千円得をしたと思っても、事務手数料で相殺されてしまっては意味がありませんので、トータルの収支を計算することが重要です。
Web限定のキャンペーンなどは、条件の欄に小さく「同一名義での複数契約は対象外」と書かれていることが多いので、申し込み画面の注釈は隅々までチェックしてください。
解約新規で2台目をお得に契約するリスク
ネット上の情報を見ていると、「今の古いルーターを解約して、すぐに新規で契約し直せばキャンペーンがもらえるのでは?」と考える方もいるかもしれません。
確かに、長く使っているユーザーよりも、新規で入ってくるユーザーの方が優遇されるのがこの業界の常です。
そのため、一旦解約して、ほとぼりが冷めた頃にまた契約し直す、いわゆる「解約新規」を試みようとする人が後を絶ちません。
しかし、これは通信業界では非常に警戒される行為の一つであり、個人的には全くおすすめできません。
📝短期解約によるブラックリスト入り:
通信キャリアは、顧客の契約履歴を詳細に管理しています。
もし、解約と新規契約のタイミングが近すぎると(例えば解約した翌月に同じ名義で申し込むなど)、特典狙いの不正契約とみなされ、審査に落ちる可能性が高まります。
一度「ブラックリスト(社内ブラック)」に入ってしまうと、その履歴は数年間残ると言われており、最悪の場合は今後のau全体の契約(スマホの機種変更や新規契約を含む)ができなくなるリスクもあります。
それでもどうしても新規特典を受けたいという場合はどうすればいいのでしょうか。
一つの方法として、「家族名義で契約する」という手段があります。
例えば、今まで夫名義で契約していたルーターを解約し、妻名義で新しく2台目として契約する場合です。
これなら名義人が異なるため、「解約新規」とはみなされず、純粋な新規契約として扱われる可能性が高いです。
ただし、この場合も「同一住所での解約と新規」となるため、住所情報で紐付けられてチェックされる可能性はゼロではありません。
コンプライアンスの観点からも、明らかに特典だけを狙った不自然な契約の繰り返しは避けるべきでしょう。

目先の数万円のキャッシュバックのために、自身の信用情報(キャリア内の顧客ランク)を傷つけるのはあまりにもリスクが高いです。
特に、今後もau経済圏(au PAYやauじぶん銀行など)を利用していきたいと考えているなら、なおさらです。
もし古い端末の性能に不満があるなら、正規の「機種変更」手続きを行うのが最も安全です。
機種変更であれば、長期利用特典などが使える場合もあります。
2台目の審査基準と分割払い審査の壁
2台目の契約がスムーズに通るかどうか、その鍵を握るのが「審査」です。
契約審査において最も重要なのが、「支払い能力」の証明であることは言うまでもありません。
しかし、単純な月額料金の支払い能力だけでなく、端末代金の分割払いに関する審査が非常にシビアであることを知っておく必要があります。
最近のホームルーター端末、例えば最新の「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」などは、本体価格が約4万〜5万円と高額になっています。
これを一括で払えれば良いのですが、多くの人は36回払いなどの分割契約(割賦契約)を選びます。
この「分割払い」を選んだ瞬間、通常の携帯電話の契約審査に加えて、「割賦販売法」に基づく厳格な審査が行われることになります。
この時、通信事業者は「指定信用情報機関(CIC)」にアクセスし、あなたのクレジットヒストリー(クレヒス)を参照します。
| 審査項目 | チェックされるポイント |
|---|---|
| 契約審査 | KDDIグループ内での過去の電話料金の滞納有無、短期解約履歴など。 ここがNGだと契約自体ができません。 |
| 割賦審査 | CICに登録されている他社のローン状況、クレジットカードの支払い状況、 年収に対する返済比率など。 ここがNGだと「端末を一括払いなら契約OK」 という条件付き承認になることがあります。 |
ここで問題になるのが「与信枠」です。
もし、1台目のルーターの分割払いがまだ残っていたり、最新のiPhoneなどの高額なスマートフォンの分割払いを抱えていたりすると、個人の「総合的な与信枠(支払可能見込額)」を超えてしまい、審査に落ちる可能性があります。
特に、端末代金が10万円を超える場合(スマホではよくありますが、ルーターではまだ稀です)、審査基準はさらに跳ね上がりますが、ルーターのような5万円前後の商品でも、複数台となると合算額が大きくなるため注意が必要です。
(出典:指定信用情報機関のCIC)

「審査に通るか不安だ」という方は、どうすれば良いのでしょうか。
最も確実な解決策は、端末代金を「一括払い」で購入することです。
一括払いであれば、CICを通す「割賦審査」が不要となり、月額料金を支払えるかどうかの「契約審査」のみになります。
契約審査は、過去にauで料金滞納などがなければ比較的通りやすいため、審査通過率は飛躍的に向上します。
初期費用はかかりますが、毎月の分割代金が上乗せされないため、月々のランニングコストが安くなるというメリットもあります。
クレジットカードの分割機能をあとから使うなど、工夫次第で負担を分散させることも可能です。
2台目でauスマートバリューは適用外か
auユーザーにとって大きなメリットである「auスマートバリュー」ですが、これには誤解が非常に多いです。
「ルーターを2台契約すれば、スマホの割引も2倍になるのでは?」と期待する方がいますが、残念ながらそれは不可能です。
auスマートバリューの基本ルールとして、「インターネット回線1契約につき、割引対象のスマホは最大10回線まで」紐づけられます。
しかし、その逆の「スマホ1回線につき、適用できるスマートバリューは1つのネット回線からのみ」という鉄則が存在します。
📝具体例:
あなたが既に1台目のルーターでスマートバリューを受けている場合、自分用に2台目のルーターを契約しても、あなたのスマホ料金がさらに安くなることはありません。
一つの携帯電話番号に対して、重複して割引を適用することはシステム上できないのです。
これは、UQ mobileの「自宅セット割」でも全く同じ仕組みです。

では、2台目を契約してもスマートバリューの恩恵は全く受けられないのでしょうか。
実は、条件次第では可能です。
それは、「まだスマートバリューを適用していない家族がいる場合」です。
例えば、実家に住んでいる両親や、離れて暮らす子供がauやUQ mobileを使っているとします。
これらの家族のスマホが、まだどのインターネット回線とも紐づいていない(割引を受けていない)状態であれば、あなたが契約した2台目のルーターと紐づけることで、その家族のスマホ料金を割り引くことができます。
auスマートバリューは、住所が異なる家族でも「家族証明(戸籍謄本など)」を提出することでグループを組むことができます。
特に50歳以上の家族であれば、離れて暮らしていても適用対象となるルールがあります。
この仕組みをうまく活用すれば、あなたの財布から出るルーター代金は増えますが、家族全体の通信費(家計全体)で見れば、コストダウンを図ることが可能です。
2台目を契約する前に、家族のスマホ契約状況を一度確認してみることを強くおすすめします。
ここを理解していないと、「2台目を契約したのに思ったより安くならなかった」という事態になりかねません。
auホームルーター2台目を同一住所や別宅で使う方法
次に、実際に2台目をどのように使うかという「運用面」に焦点を当てて解説します。
契約はあくまでスタートラインです。
実際に機器が届いてから、「思ったより速度が出ない」「繋がらない」といったトラブルに見舞われないよう、技術的な特性を理解しておく必要があります。
特に「同じ家で2台使いたい」というニーズと、「別の場所で使いたい」というニーズでは、推奨される解決策が全く異なります。

同住所で2台使うと速度は向上するか
「家族が動画を見ていて遅いから、自分専用の2台目が欲しい」「1階と2階で分けたい」と考える方は多いでしょう。
しかし、技術的な観点から言うと、同一住所にホームルーターを2台置くことは推奨されません。
むしろ、状況が悪化することさえあります。
理由はシンプルで、電波の「干渉」と「共食い」が起きるからです。
まず、インターネット側(WAN側)の話をしましょう。
ホームルーターは、最寄りの携帯電話基地局から電波を受信しています。
同じ場所に2台置けば、当然ながら2台とも「同じ基地局」の「同じセクターアンテナ」に向かって接続しに行きます。
基地局側から見れば、限られた帯域(通信のパイ)を2台の端末で奪い合っている状態になります。
例えるなら、一本の水道管から二つの蛇口を引いているようなものです。
蛇口を二つに増やしても、元々の水道管の水量が増えるわけではないので、片方の勢いが強くなれば、もう片方は弱くなります。
つまり、入り口の速度が2倍になるわけではないのです。

さらに深刻なのが、家の中のWi-Fi側(LAN側)の問題です。
Wi-Fiルーターが2台あると、それぞれの電波が干渉し合います。
特に2.4GHz帯は周波数が混雑しやすく、電子レンジやBluetoothとも干渉します。
狭い家の中で強力なルーターが2台稼働していると、お互いの電波がノイズとなり(Co-Channel Interference)、パケットロスが発生して、かえって速度が低下したり、接続がブチブチ切れたりするリスクが高いです。
5GHz帯を使えばある程度は回避できますが、それでも適切なチャンネル設定をしないと干渉は避けられません。
「速度を上げたい」という目的で同一住所に2台目を置くのは、コストに見合わない結果になる可能性が非常に高いです。
登録住所以外での利用とGPS制限の仕組み
一方で、「自宅と実家」「自宅と別荘」のように、場所が離れている場合は2台持ちのメリットが最大限に活かされます。
というのも、auホームルーターは、契約時に登録した「設置場所住所」以外での利用が規約で厳しく禁止されているからです。
これは、モバイルルーター(持ち運び用)とホームルーター(据え置き用)のプランを明確に区別するためのルールです。
「バレないだろう」と思って登録外の場所で使うとどうなるのでしょうか。
📝GPSによる監視システム:
最新の機種などは、内蔵GPSや接続している基地局の情報で位置を常に特定しています。
もし登録住所以外での通信を検知すると、まずはメールやSMSで「設置場所違反」の警告が届きます。
それでも移動しない場合、数日中、早ければ数時間以内に通信が強制的に停止されます。

もちろん、「My au」などのWebサイトから「設置場所住所の変更手続き」を行えば、移動先でも使うことは可能です。
しかし、この手続きにはタイムラグが発生することがありますし、何より移動するたびに毎回手続きを行うのは非常に手間です。
例えば、「週末だけ別荘に行く」「週の半分は実家で過ごす」といったライフスタイルの場合、その都度住所変更をするのは現実的ではありません。
手続きを忘れて現地で繋がらない、というストレスは想像以上に大きいです。
そのため、頻繁に行き来する2つの拠点があるなら、それぞれの場所に「住所固定」で契約したルーターを置くのが正解です。
これならGPS制限に引っかかる心配もありませんし、移動のたびに重いルーターを持ち運ぶ必要もなくなります。
「いつでもすぐに使える」という快適さを買うという意味で、2台目のコストは十分に正当化できるはずです。
機種変更で余った古い端末の活用法
もし、あなたが既に長くauホームルーターを使っていて、機種変更などで手元に古いルーター(L11やL12など)が余っている場合、それに2台目のSIMを挿して使いたいと考えるかもしれません。
端末代金がかからないため、SIMのみ契約で済ませたいというのは賢い節約術のように思えます。
しかし、ここで技術的な落とし穴があります。
それが「SIMカードの種類と互換性」です。
auのホームルーターは、機種の世代によって対応している通信方式が異なります。
最新の「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は「5G SA(スタンドアローン)」という最新技術に対応しており、これ専用のSIMカードが発行されます。
一方、旧機種(L11やL12)は「5G NSA(ノンスタンドアローン)」対応です。
見た目は同じSIMカードでも、内部のプロファイル(書き込まれている情報)が全く異なります。
ユーザーの口コミでは、L13用のSIMカードを旧機種(L11)に挿しても通信できない、あるいはAPN設定をいじっても繋がらないというケースが多数報告されています。
逆に、古いSIMを新しい端末に挿しても使えません。
au公式としても、端末とSIMのセット利用を前提としており、異なる世代間でのSIM差し替えは動作保証外としています。

中古ショップやメルカリなどで「SIMフリー」として売られている旧機種を購入して2台目にしようとする際も同様のリスクがあります。
さらに中古端末には「赤ロム(前の持ち主が代金を払わず利用制限がかかっている端末)」のリスクもつきまといます。
「余った端末を再利用して初期費用を浮かす」という作戦は、専門的な知識がない限り失敗する可能性が高いです。
トラブルを避けるためにも、2台目はその時点での最新機種とSIMをセットで契約することを強くおすすめします。
有線接続やハブを用いた2台目の活用術
もし、あなたが「2台目」を検討している理由が、「家が広くてWi-Fiが届かない部屋があるから」だとしたら、ちょっと待ってください。
その場合、月額料金のかかる回線契約を増やすのは「悪手」です。
回線を増やすのではなく、今の回線を家中に広げる方法を考えるべきです。
よくある間違いが、2台目のルーターを契約して、1台目のルーターとLANケーブルで繋いでエリアを広げようとすることです。
これをやると「ダブルルーター(多重NAT)」という状態になり、ネットワークが複雑化して、一部のオンラインゲームができなくなったり、プリンターが見つからなくなったりするトラブルの原因になります。
技術的には、2台目を「ブリッジモード(APモード)」に設定すれば回避できますが、月額5,000円近い通信費を払って、単なるWi-Fiアクセスポイントとして使うのは経済合理性が全くありません。

もしどうしても広い家の中でWi-Fiエリアを広げたい場合、正解は「メッシュWi-Fi」の導入です。
TP-LinkのDecoシリーズや、バッファローのEasyMesh対応機などを購入し、親機と中継機として設置します。
これなら初期投資(2〜3万円程度)だけで済み、月額料金は一切かかりません。
しかも、メッシュWi-Fiなら家の中を歩き回っても、スマホが自動的に一番強い電波に切り替わってくれるため、ストレスフリーです。
2台の別々のホームルーターを置くと、SSID(Wi-Fiの名前)が異なるため、部屋を移動するたびに手動でWi-Fiを切り替えなければならず、非常に不便です。
「エリア拡大」が目的なら、回線契約ではなく、機器の投資で解決しましょう。
auホームルーター2台目導入の結論と推奨ケース
最後に、これまでの情報を整理し、あなたが「2台目」を契約すべきかどうか、明確な基準をお示しします。
auホームルーターの2台目契約は、万人におすすめできるものではありません。
しかし、特定の条件下では、これ以上ないほど便利な解決策になります。
推奨されるケース(Goサイン)
- 複数拠点生活者:
別荘、セカンドハウス、実家など、物理的に離れた場所で定期的にネットを使いたい人。住所変更の手間から解放されます。 - 実家の見守り・デジタル化:
遠方の高齢の親のためにネット環境を用意したいが、光回線の工事立ち会いが難しい、あるいは将来的な撤去の手間を減らしたい人。コンセントに挿すだけで親の見守りカメラなどが使えるようになります。 - 短期的な拠点利用:
単身赴任や長期出張など、期間が決まっている仮住まいで、光回線の縛りを避けたい人。
推奨されないケース(Stopサイン)
- 速度向上目的(同一住所):
同じ家に2台置いても速くなりません。むしろ干渉で遅くなるリスクがあります。 - エリア拡大目的(同一住所):
Wi-Fiが届かないなら、メッシュWi-Fiを買うのが正解です。月額費もかかりません。 - コスト重視のライトユーザー:
たまに外で使う程度なら、スマホのテザリングや、持ち運び専用のモバイルルーター(WiMAX +5G X12など)を検討すべきです。
2台目の契約は、月額約5,000円、年間で6万円の固定費増となります。
そのコストに見合う価値が本当にあるのか、今の利用シーンと照らし合わせて冷静に判断してください。
もし「複数拠点」での利用であれば、迷わず契約して良いでしょう。
その快適さは、間違いなく価格以上の価値があるはずです。
ご自身のライフスタイルに合わせて、最適な選択をしてくださいね。