深川不動堂というのは全国的にはあまり有名ではないかもしれませんが、正式名称の成田山深川不動堂という名前を聞けばピンとくる方も多いかもしれません。
ここは成田山新勝寺の東京別院となっていて、地元では「深川のお不動様」と呼ばれて大変親しまれている寺院なんですね。
その深川不動堂でも節分になると豆まきの追儺式が行われます。
ここでは深川不動堂の節分の追儺式について紹介します。
では豆まきの紹介の前にまずは深川不動堂ってどんなところ?という説明からしていきます。
深川不動堂って?
深川不動堂は、建立は明治14年ということで歴史は浅いのですが、現在では大勢の江戸っ子が参拝する人気スポットになっています。
深川不動堂の境内には新本堂、旧本堂、内仏殿があります。
旧本堂。後ろに見えるのが内仏殿。

新本堂は開創310年記念事業として建立された新しい本堂で、ご本尊ならびに両童子、四大明王はご遷座され、毎日のお護摩修行もこちらで行われています。
新本堂
外壁は変わった感じに見えますが、これはお不動様のご真言に包まれた「真言梵字壁」で、仏の力に守護された空間となっています。

深川不動堂の追儺式
今年の豆まきは残念ながら中止となりました。来年に期待したいと思います。
毎年2月3日に厳修しております深川不動堂節分会追儺式、及び直近に 実施していた子ども豆撒き式は、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況下安全第一に考慮し、中止の判断をさせていただきました。
何とぞご理解のほどよろしくお願い申しあげます。
深川不動堂ホームページ
ここの節分祭にあたる節分會追儺式は2月3日に行われます。
時間は14:45からで、本堂での大護摩供、境内での豆撒き之儀とが行われます。
不動明王がご本尊で、不動明王は鬼をも改心させるということなので、やはり掛け声は「福は内」のみとなっています。
追儺式に入場できるのは400名。
事前に整理券が配られるのですが、年男と年女が120名入場するということで、それ以外で入場できるのは280名のみということになります。
とても狭き門なんですね。
また、時間が結構シビアになっています。
12:00〜 整理券配布
14:15〜14:50 入場可能時間
14:45〜 追儺式開始
特に運よく整理券が入手出来ても、14:50を過ぎると会場には入場できなくなりますので、注意が必要です。
肝心の豆まき役となる芸能人ゲストですが、2017年は、
根本りつ子さん
池谷幸雄さん
渡辺めぐみさんなどが来られました。

2018年のゲストはまだ決定していませんので、決まり次第ご紹介しますね。
アクセス
深川不動堂は都心から比較的近い場所にあるので、アクセスも容易です。
■東京メトロ東西線「門前仲町」駅
1番出口より徒歩2分
■都営地下鉄大江戸線「門前仲町」駅
6番出口より徒歩5分

最後に
豆を拾う場所が狭いとこともあって、境内前では芸能人ゲストを間近で見ることが出来るのもここ深川不動堂の魅力です。
今年は早く行ってぜひ整理券をゲットしてみましょう。