比叡山延暦寺といえば、織田信長が行った焼き討ちで有名ですね。
そして、厳しい修行の場としても有名です。
延暦寺は大きく、東塔(とうどう)・西塔(さいとう)・横川(よかわ)の3つのエリアに分かれています。
そして、春に桜が楽しめるのは、西塔のエリア。
日本の代表的なソメイヨシノではなくて、少し開花の遅い八重桜が植えられているため、他の桜の名所が終わった後でも楽しむことが出来るのです。
比叡山延暦寺の桜の開花情報
比叡山延暦寺の桜は西塔エリアで楽しむことが出来ます。
特に西塔の駐車場周辺が絶好のお花見スポットとなっていて毎年人が訪れます。
そして、気になる開花時期は
4月下旬から5月上旬です。
つまり、ゴールデンウィークの最中というわけなんですね。
そして、この時期には比叡のさくらと題した比叡山延暦寺の桜まつり「萌桜会」が行われます。
「萌桜会」
期間:平成27年4月29日(金)〜5月8日(日)(予定)
時間:10時〜16時
場所:延暦寺の境内、西塔エリア
期間中は無料抽選会が行われます。
オリジナルグッズや抹茶またはくず湯がプレゼントされます。
また、特別企画として、通常は一般公開されていない「にない堂」で座禅体験をすることが出来ます(30分1,000円)。
この機会に参加してみてはいかがでしょう。
比叡山延暦寺の紹介
せっかくなので、比叡山延暦寺の説明を簡単に。
ここは3つのエリアに分かれています。
東塔(とうどう)
比叡山3塔の中心で、延暦寺発祥の地です。
比叡山延暦寺の総本堂である根本中堂をはじめ、重要な堂塔が集まっています。
西塔(さいとう)
東塔より西に1キロほどの美しい杉木立に囲まれたエリアです。
釈迦堂やにない堂を中心に諸堂が点在し、美しい中にも荘厳な雰囲気が漂います。
横川(よかわ)
慈覚大師が厳しい修行の末に失明寸前になったことで健康を願い、無事回復をしたという場所です。
源信、親鸞、日蓮、道元などの名僧も修行をした地ということで聖域の雰囲気が漂うエリアになっています。
最後に
比叡山延暦寺周辺は山の上にあることもあって、そこから眺める琵琶湖の景色が最高です。
叡山ケーブルや坂本ケーブル、ミシガンでの琵琶湖クルーズなど、観光の乗り物も多種多様になっています。
いろんな楽しみ方が出来る比叡山でぜひ春の八重桜を楽みましょう。