京都御所っていわゆる、天皇陛下が住んでられた場所ですよね。

そうです。

京都御所は徳川幕府による大政奉還までは、天皇が住んでられた場所なんです。

私は京都に住んで約20年。

決して長いとは言えませんが、寺社仏閣巡りが好きなので、いろいろなところへ行っています。

そんな私が、そんな京都御所の見どころなどについて説明します。

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京都御所の見どころ

京都御所は正確には天皇様が住んでられていた場所のことを言います。

御所は京都御苑の中にあって長~い塀に囲まれています。

下の地図でもわかるように、一般に京都御所と呼んでいるのは「京都御苑」といって、御所を囲む公園のことなんですね。

ここでは京都御苑と京都御所に分けて見どころを説明していきますね。

京都御苑の見どころ

京都御苑の見どころを地図で表しています。
地図上の色で囲まれた部分をクリックすると説明文に飛ぶことができます。

➀ 京都御所

以前は御所に入るのには予約をするか、春秋の一般公開の時のみ入れたのですが、現在ではいつでも入れる様になっています。
入口では当然荷物検査があります。
番号札をもらいます。

見学はルートが決まっているので順に見学します。

御車寄(おくるまよせ)
高位の貴族などが使用した玄関
諸大夫の間(しょだいぶのま)
公家や将軍家の死者の控えの間
新御車寄(しんみくるまよせ)
大正天皇の即位の際に新設された玄関
建礼門(けんれいもん)
天皇皇后や外国の元首級のみが通ることの出来る最も格式の高い門
清涼殿(せいりょうでん)
天皇のお住いとして定着した御殿
御池庭(おいけにわ)
池を中心とした回遊式庭園

➁ 京都迎賓館(要予約)

京都迎賓館は日本の歴史、文化を象徴する都市・京都で、海外からの賓客を心をこめてお迎えし、日本への理解と友好を深めていただく施設として平成17年に建設されました。

関西で外国の要人を接待する時などに使用され、ニュースなどにも出てくるのでおなじみだと思います。

京都迎賓館の見学料は2,000円、見学には京都迎賓館の公式サイトからの予約が必要になります。

清和院休憩所がツアーの入口となっています。

➂ 京都仙洞御所(要予約)

京都仙洞御所は退位した天皇の住まい。

退位した天皇は仙人であるとされ、貴人の住まいを「御所」ということから「仙洞御所」と呼ばれました。


見学は無料ですが、当日に予約申請が必要です。

詳しくはこの記事で紹介していますので、興味のある方はご覧になって下さいね。

➃ 中立売駐車場

京都御苑には苑内に中立売駐車場があります。

料金は最大1,200円/日。
3時間までは800円、以後30分毎に100円。

利用時間は7時から20時。
出庫は24時間可能です。

乗用車、バスともに利用できます。

入口は中立売御門になります。

➄ 清和院駐車場

尚、御所を挟んで反対側には清和院駐車場もあります。

料金等は中立売駐車場と同じですが、出庫は当日の24時までとなっています。

利用できるのは乗用車のみで、バスは利用できません。

➅ 蛤御門

江戸末期、この門の周辺で長州藩と会津・薩摩・桑名藩との間で激戦が行われました。

これが有名な「禁門の変(蛤御門の変)」です。

門や柱にはその時につけられた鉄砲の跡が残っています。

➆ 清水谷家の椋(むく)

京都御苑の真ん中ほどには、大きな椋木があります。

この辺りが清水谷家という公家の屋敷であったことから「清水谷家の椋」と呼ばれています。

樹齢は約300年といわれています。

➇ 閑院宮邸跡展示館

収納展示館は令和4年4月1日にリニューアルし、京都御苑に関する歴史やそこに暮らした公家達の文化、苑内に残る庭園や豊かな自然等について実物資料やデジタルコンテンツを交えて紹介しています。

新設のVR映像シアター(9:00~16:30)では、京都御苑の美しい自然やVR技術で再現した公家町を10K映像の大画面で体感できます。

参観無料
開館時間: 9:00~16:30
休館日:  年末年始・月曜日(祝日を除く)

こちらの記事では、閑院宮邸跡展示館について詳しく紹介しています。
よろしければご覧になって下さいね。

周辺の安い駐車場

京都御苑の駐車場は1,200円/日ですが、周辺にはもう少し安い駐車場があります。

周辺のコインパーキングは料金は、乗用車で最大1,000円から1,500円。
ただし、軽自動車専用だと最大料金900円ほどであります。

15分くらい歩いた下鴨神社周辺では乗用車でも最大800円ほどで利用できます。

日祝も同じ料金です。

最後に

京都御所の説明をしてきました。

京都御苑を含めるとかなり広いです。

じっくりとまわると2万歩くらいは歩くので、歩きやすい靴で行く方が良いでしょうね。

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