嵐電(らんでん)とは京都を走るちんちん電車。

昔京都には京都市電という路面電車が走っていたのですが、今ではそれを思い出させる唯一のものとなっています。

嵐電

この嵐電、正式名は「京福電気鉄道(京福電車)」といいます。

嵐電京福電車

全くつながりがありませんね。

実は京福電気鉄道は創業当時は「嵐山電車軌道(株)」でした。

嵐電という呼び名はその名残なんですね。

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嵐電桜のトンネル

それでは嵐電桜のトンネルの詳細です!

まずこれをご覧ください!

この有名な嵐電桜のトンネルは、北野線の「鳴滝駅」から「宇多野駅」の間にあります。

もちろん、本当にトンネルがあるわけではなく、線路の両側の桜がアーチのようになっているというものなのです。

嵐電桜のトンネル

それだけでも十分美しいのですが、桜のトンネルの醍醐味はなんといっても夜のライトアップ

車内灯を消して走る夜桜電車に乗って、約200mのソメイヨシノのアーチをくぐりぬけます!

期間:3月下旬〜4月上旬
時間:日没〜21:00頃(予定)

嵐電桜のトンネルライトアップ

路線の紹介


嵐電の沿線には桜のお花見スポットがたくさんあります。

あげるだけでも

  • 平野神社(北野白梅町下車)
  • 龍安寺(龍安寺下車)
  • 壬生寺(四条大宮下車)
  • 東映太秦映画村(太秦広隆寺下車)
  • 車折(くるまざき)神社(車折神社下車)

などなど。

これらのお花見スポットにはあとで詳しく紹介するとして、ここでは嵐電の路線の紹介をしておきます。

まず、嵐山をスタートとすると、

5駅目の帷子ノ辻(かたびらのつじ)で路線が二手に分かれます。

一方は四条大宮へ、もう一方は北野白梅町へ行きます。

嵐山から四条大宮の路線は嵐山本線
帷子ノ辻から北野白梅町への路線は北野線といいます。

嵐電路線図

嵐電沿線の桜の名所


では、嵐電沿線にある、桜の名所を案内していきますね。

平野神社

北野線の終点の北野白梅町から徒歩15分の場所にある平野神社は、京都で一番早く開花すると言われている桜のスポットです。
約400本もの桜が次々と咲き乱れ、その品種数はなんと京都No.1の全50種

平野神社夜桜
住所:北区平野宮本町1
電話:075-461-4450
時間:6:00〜17:00(観桜期は〜21:00)
料金:無料
交通:嵐電北野白梅町駅より徒歩15分
時期:3月下旬〜4月下旬
品種:サキガケ、ヒラノイモセ、ヒラノナデシコなど全50種

龍安寺

その石庭であまりにも有名な竜安寺も桜が見事なお寺。
桜の本数は約400本で、シダレザクラと石庭の共演は時を忘れさせます。

龍安寺桜
住所:右京区龍安寺御陵下町13
電話:075-463-2216
時間:8:00〜17:30(観桜期は〜21:00)
料金:500円
交通:嵐電龍安寺駅より徒歩8分
時期:4月上旬〜中旬
品種:ソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤエザクラなど

壬生寺

新選組が活動の拠点とした壬生寺。
本堂の横に咲き誇るミョウジョウザクラの姿は当時の姿を感じさせます。

壬生寺桜
住所:中京区坊城通仏光寺上る
電話:075-841-3381
時間:8:30〜16:30
料金:無料
交通:嵐電四条大宮駅より徒歩10分
時期:3月下旬〜4月上旬
品種:ソメイヨシノ、ミョウジョウザクラ

車折(くるまざき)神社

パワースポットで全国的に人気の車折神社は、ぜひ訪れたいスポット。
中門の前から東に向かう参道の先に咲くケイセンザクラが注目です!

車折神社桜

住所:右京区嵯峨朝日町23
電話:075-861-0039
時間:9:00〜17:00
料金:無料
交通:嵐電車折神社駅よりすぐ
時期:3月下旬〜4月中旬
品種:ケイセンザクラ、シダレザクラ、カワヅザクラなど全15種

嵐電の乗車料金


嵐電の乗車料金は全線均一

大人:220円
子供:110円

となっています。

しかし、紹介したお花見スポットを全てまわろうとすると、乗車料金が何回もかかってしまうことになり、途中で電車を降りるのがもったいない気がしてきちゃいますよね。

そこで、利用したいのが回数券とフリーきっぷ。

お得な回数券カードの「らんでんカード」は2,000円のチャージで2,200円使えてお得

また、「嵐電1日フリーきっぷ」はなんと500円で嵐電が1日乗り放題
おまけに、沿線の社寺や観光スポットで使えるお得な特典がついているのです。
使わない手はないですね!
ただし、購入はインターネットのみとなっています。

もちろん各社ICカードにも対応しています。
さらに、PiTaPaの場合は割引もあります。

最後に


嵐電の桜のトンネル。

体験しない手はありません。

明るいうちに1度トンネルを体験しておいて、各寺社をまわった後で夕方に夜のトンネルを体験する、というのが良いのではないでしょうか。

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