毎年悩まされる花粉症。
今までかかっていなかった人も今年は何かおかしい、という人もいるかもしれません。
花粉症にかかったかも?という時には医者に行くのが一番なのですが、そんな時間はないという人、長年付き合っていて薬だけあればいいという人は市販薬を購入するのが手っ取り早くていいですよね。
ただ、ネットやドラッグストアにはいろんな種類・価格の薬が売っていてどれを選んでいいかわからないと思います。
ここでは、そんな人のために、今一番有効とされている成分が入っている市販薬を種類別に紹介します。
私は花粉症歴約30年。
いろんな治療を経験してきました。
長年付き合っているので、今では体にもなじんだみたいで症状はそんなにひどくはありませんが、たまに薬を飲んだりもしています。
そんな私が今一番有効とされている市販薬を紹介します。
最強の市販薬3種
抗ヒスタミン錠剤
有効成分
現時点で一番有効なのが、フェキソフェナジンという成分。
抗アレルギー剤には第一世代と第二世代というのがあります。
違いは、
第一世代:症状を治める
第二世代:症状を治める
症状を出さないようにする
眠気などの副作用の緩和
といったものがあります。
このフェキソフェナジンという成分は第二世代のものなので、現在の処方せん薬でも主流の成分となっています。
なので、このフェキソフェナジンの入っている薬がおすすめです。
フェキソフェナジン錠/アレルビ
ドラッグストアではあまり見かけませんが、ネットではよく販売されています。
フェキソフェナジン塩酸塩が1日分で120mg入っています。
価格に関して言うと、1ケ月分で約900円と、病院での処方薬とほぼ変わりません。
アレグラFX
言わずと知れた抗アレルギー剤。
フェキソフェナジンが主成分です。
価格が約2倍と少し割高にはなりますが、ドラッグストアで購入するという人はこちらがおすすめです。
抗ヒスタミン点眼薬
錠剤だけでも効果がありますが、目がかゆい時にはもちろん目薬をさします。
成分としてはケトフェチンという成分がおすすめです。
新しい成分ではありませんが、アレルギーに効果絶大です。
●用法・用量
1回1~2滴、1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)
●成分・分量
100mL中
成分・・・分量
ケトチフェンフマル酸塩(ケトチフェンとして・・・50mg)・・・69mg
グリチルリチン酸二カリウム・・・250mg
タウリン・・・1000mg
添加物:l-メントール、dl-カンフル、クロロブタノール、D-マンニトール、
ホウ酸、トロメタモール、エデト酸Na、ベンザルコニウム塩化物
点鼻薬
点鼻薬は鼻がつまった時に使う薬です。
ナファゾリンやトラマゾリンといった血管収縮剤の入ったものや、ベクロメタゾンなどのステロイドが入ったものがあります。
血管収縮剤点鼻薬
血管収縮剤の入った点鼻薬は使い過ぎないことが大事です。
使用回数や用法を守って使用しないと、全く効き目がなくなってしまいます。
本当につらい時にのみ使用する必要があります。
次の記事で紹介していますので、参考になさって下さい。
ステロイド点鼻薬
ステロイドの点鼻薬は即効性がないことを理解しないと、効き目がないと思って使用を辞めてしまう人も多いです。
1日2回定期的に使用すると、3日目くらいに効果が出てきます。
症状が鼻づまりだけという場合にはこのステロイドの点鼻薬だけで、錠剤が必要ないくらいですので、試してみてもいいかもしれませんね。
まとめ
以上、花粉症によく効く市販薬を錠剤・目薬・点鼻薬の3種類に分けて紹介しました。
まとめると、
- 錠剤はフェキソフェナジン入りのもの
- 目薬はケトフェチン入りのもの
- 点鼻薬はステロイドのもの。即効性が欲しい時には血管収縮剤の入ったものを用法を守って使用する。
ということです。
処方せんも市販薬も同じことなのですが、いくら効く薬でも用法を守らないと効果はありません。
特に市販薬に関しては、使用料や用法を読まずに使用する人も多いです。
きちんと守って使用しましょう。
もちろんですが、花粉症はきちんと病院に行って薬を処方してもらうのが一番です。
今では病院に行かなくなった私が私なりにおすすめするものですので、個人差についてはご了解をお願いします。