またまた花粉の季節です。

花粉症が流行る前に予防をしようとして、毎年毎年あれやこれや試してみて結局ダメで、春には苦しむ。

なんて人も多いはずですよね。

実は私もそんな一人なのです。

花粉症女性

ここでは、花粉症の予防法をあれこれと紹介してみたいと思います。

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花粉症の予防法

花粉症の予防として言われていることにはいろいろあります。
ここではそれらのうちのいくつかを紹介します。

薬を服用する

花粉症の予防法として一般的に知られているのが、シーズン前に病院へ行って早いうちから薬を飲んでおくというもの。

予防と対処を同時に行っているようなものですが、これが一番の予防法といえるでしょう。

顔の周りを守る

空気中には花粉症の原因となる花粉がたくさん存在しています。

杉花粉

花粉症というのは体の中に花粉を入れることでアレルギーがおこる症状なので、まず出来る予防は花粉を体の中に入れないということになります。

なので、目・鼻・口からの花粉の侵入を防ぐため、プロテクター付のメガネやゴーグル、マスク、スカーフ、帽子を着用することが必要です。

外の花粉を家の中に持ち込まない

花粉症のシーズンともなると意外に家の中は花粉でいっぱい。

知らないうちに花粉って家の中に持ち込んでいるものなのです。

まず、洋服は花粉がつきにくいスベスベした素材のものを選びましょう。

そして、家に入る前は玄関先で衣服や髪、持ち物についた花粉をはらうようにします。

髪型にも注意します。

髪をコンパクトにまとめ、花粉が髪につかないように、気をつけましょう。

車の中も注意

意外と見落としがちなのが車の通風口です。

花粉の侵入を防ぐために、通風口は閉じるようにしましょう

最近では、花粉対策用のフィルターが装備されている車も多いようです。

洗濯物は外に干さない

これも常識のようなものですが、洗濯物は極力外には干さないようにします。

洗濯ものを外に干すと、飛散している花粉を洗濯した衣服にべっとりつけて家の中に持ち込むことになります。

抵抗力をつける

体に無理をさせないで良い体調でいることで、花粉に対する抵抗力をつけることが出来ます。

自律神経のバランスが良いと、免疫系が正常に保たれ、過剰な反応をしないため、花粉(アレルゲン)が入ってきても、花粉症(アレルギー症状)が起こらないことがあるのです。

疲れをためないことも必要です。

疲れの蓄積は副交感神経の緊張を高め、交感神経を抑圧するため、肥満細胞からヒスタミンが放出されやすくなり、症状が出やすくなります。

食べ物でいうと、辛い食べ物、アルコール、過剰なたんぱく質やたばこも身体に無理をさせる原因になるので控えましょう。

花粉症の症状を和らげる食材

身体に入れるもの、つまりは食事で花粉症の症状を和らげることが出来ます。

乳酸菌を含む食品

ヨーグルト・味噌等に含まれる「乳酸菌」は、最近の腸内バランスを改善して免疫力を高めてくれます。

その為、乳酸菌でアレルギーを抑える事が出来ると言われています。

ポリフェノールを含む食品

緑茶・大豆・ワイン等に含まれる「ポリフェノール」は、「ヒスタミン」などの化学物質が放出されるのを制し、辛い花粉症の症状を穏やかにする効果があるといわれています。

また、花粉症だけでなくアレルギー性鼻炎にも効果あると言われているので、積極的に摂ると良いでしょう。

ビタミンやミネラルを含む野菜類

ポリフェノールは野菜にも含まれているのですが、野菜には免疫機能を高めてくれるビタミンミネラル、さらに食物繊維も豊富に含まれてありますので、体質の完全にももってこいです。

EPA(イコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を含む食品

EPAとDHAってよく聞きますよね。
あじ・さば・いわしに含まれているものです。

アレルギー症状を引き起こすものの一つにロイコトリエンと言う物質があるのですが、ロイコトリエンは細胞膜の脂肪酸が変化して発生する物質で、EPAやDHAを多く摂ることで発生を抑えることができると考えられているのです。

花粉症の症状を和らげる飲み物

飲み物でも花粉症の症状を和らげたり、抑えたりすることが出来ます。
いくつかの飲み物を紹介します。

甜茶
甜茶とは中国語で甘いお茶と言う意味で、いくつかの種類があります。
甜茶なら何でもいいというわけではなく、抗アレルギー効果が証明されているのは、バラ科キイチゴ属の植物の葉のみとなっています。

ネトル
血液の浄化を促すと言われています。

エルダーフラワー
粘膜の腫れを鎮めると言われています。

ローズヒップ
粘膜のアレルギー反応を防ぐと言われています。

ルイボス
アレルギー体質改善(冷え性改善など)によいと言われています。

注射をうって予防する

注射予防には次の3種類があります。

  • アレルゲン注射
  • ステロイド注射
  • ヒスタミン注射

注射
アレルゲン注射
アレルゲン注射というのは減感作(げんかんさ)療法というもの。
これは医師の診察によって原因となる花粉(抗原)を突きとめ、その成分を注射することで、抗原にならしてしまおうというもの。
いわば「予防接種」のようなものです。
しかし、効果が現れるまでに通常3~4年もかかる上、完全に治る人の割合はおおむね6割以下にとどまっており、まだまだ、改良の余地があります。
完治を目指す唯一の治療法でもあります。

ステロイド注射
1回の注射で花粉症が治ったというのは間違いなくこのステロイド注射。
しかしながらステロイドを体内に入れるのは危険なことに変わりはなく、副作用に苦しむ可能性があります。

ヒスタミン注射
抗ヒスタミン剤を注射するヒスタミン注射は副作用も少ないので対処療法ではおすすめのものです。
難点は1週間に1~2度の注射を1~2ヶ月にわたって行わないといけないということ。
なので、時間の無い方にはおすすめできません。

一番のおすすめは言うまでもなく完治を目指す「アレルゲン注射」
すぐに効いてほしいという方には「ヒスタミン注射」
ステロイド注射は副作用が強いのでおすすめしません。

舌下免疫療法

あまり知られていませんが、舌下免疫療法という治療法があります。

これは、舌の下(裏)に花粉を極めて薄めたエキスを垂らし、数年をかけて体に免疫をつくっていくというもの。

しくみは「アレルゲン注射」と同じような働きで完治を目指す花粉症の治療法です。

最初の1年間は2週間に1度、その後は1ヶ月に1度を2~3年行います。

アレルゲン注射と同じように何年にもわたっての投与が必要なので、根気のいる治療法です。

また、現在では保健医療ではないため、かなりのお金がかかります。

ハマリ甜茶α

ハマリの甜茶αがよく効くと最近言われています。

メディアでも取り上げられていますし、これを飲んでいるおかげで花粉症の症状がピタリと治まったという芸能人もたくさんいます。

一度試してみる価値ありです。


最後に

花粉症の予防についてあれこれと紹介してきました。

  • 完治を目指す人
  • 即効性が欲しい人
  • 副作用があるのは困るという人

いろいろな人もいるかと思います。

自分に合った予防法で今年は花粉症を乗り切ってしまいましょう。

また、やっぱり薬だと言う人は花粉症市販薬のあれこれについても紹介していますので、興味のある方はご覧になって下さいね。

花粉症の市販薬を強い順に紹介
子供用の花粉症市販薬

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