うるう秒ってピンとこない人が多いかもしれません。
うるう年なら知っている人も多いと思います。
そう4年に1回、2月29日が追加されるやつです。
カレンダーにも書かれているので意識しなくても分かるものです。
2月29日生まれの人は4年に一回しか年を取らないのでいいなあと冗談で言われたものですが、この誕生日の人はうるう年の年には2月29日になる直前、それ以外の年には3月1日になる直前に年を取ると法令で決まっているのです。
実際には2月29日に子供が生まれた場合は便宜上3月1日を誕生日にしてしまう両親も多いようです。
うーんですね。
うるう秒とは?
ところで、うるう秒です。
ご想像の通り、うるう秒というのは、うるう年だけで放っておくと、100年で1分ほど時間が遅れてくる現象を補正するためのものです。
ずうっと放っておくと昼夜が逆転することもあるということですが、これは言いすぎのような気もしますね。
うるう秒は何年かに1度入れられています。
うるう年のようにいつ入れると決まっているわけではなく、実勢値を測りながら入れているようです。
その入れ方は不規則で、うるう秒の無い年もあれば、1年に2回入れる年もあったりします。
また、入れるのは7月1日の直前か1月1日の直前と決まっています。
どちらに入れるかはその時の状況なのでしょう。
うるう秒ていつ入れられている?
うるう秒は過去に何回も入れられています。
ちょっと見てみましょう。
いっぱいあるところもあれば全くないところもありますね。
電波時計には?
うるう秒の時っていつの間にか過ぎちゃってますよね。
まあ、1秒のことですから当然のことかもしれません。
時間の調整があるということはあの正確な電波時計も遅れてしまうのかと思う方いるかもしれません。
電波時計を買い直さないといけないのか、とか。
うるう秒っていつの間にか過ぎ去っていたと書きましたが、電波時計に関しても同じです。
いつの間にか修正されています。
さすがの電波時計もうるう秒になった瞬間には当然1秒間はくるっています。
しかし、電波時計って1日に1回時間を自動で合わせるものなので、その時に時間はきっちりと合うことになります。
きちんとうるう秒の信号が送られるわけです。
なので、うるう秒があるからといって電波時計を買い直す心配はないのです
うるう秒廃止?
うるう秒の廃止というのはうるう秒を入れるのが決定した時点でいつも言われることです。
主な理由はコンピューターが誤作動を起こすというもの。
しかし、今のところ決定的に誤作動を起こしたコンピューターはないようですね。
時間にラグが生じると株取引など時間にかかわる作業に問題が生じると言われていますが、実際のところコンピューター間での時間のラグなんて普通にあるものですし、この先も大きな問題は起こらないように思われています。
それよりもうるう秒を廃止することのデメリットの方が大きいと思われますので、その時その時の対応でやっていくしかないのではないでしょうか。
まとめ
うるう秒ってあまり耳にしませんし、実際知らない間に過ぎ去ってしまっているので、関係ないことのように思っている人も多いかと思います。
ただ知っているのと知らないのとでは大きく違うので、ぜひ興味を持って情報を入手してみてはいかがでしょうか。