幕末好きの方々にとっては一度は聞いた事があるでしょう「寺田屋」。
寺田屋は京都の伏見区にある旅館です。
なんと今も旅館として営業しているのです。
ここでは、そんな寺田屋にどうやったら行くことが出来るのか、そのアクセス方法について紹介します。
寺田屋へのアクセス
寺田屋は京都は伏見区にあります。
この伏見という土地は、日本酒の酒蔵としても有名な土地。
そして、なんといっても大阪へ向かう船の停留場として栄えた場所なんですね。
その様子は現在伏見にある公園の名前が「伏見港公園」という名前であることからも分かることと思います。
電車の最寄り駅は京阪電鉄の「中書島」駅。
昔は京都市電の終点の駅としてにぎわった駅なんですね。
寺田屋へは中書島駅から徒歩約10分。
道はほぼ一本道といってよいほどで迷うことはないかと思います。
現在の寺田屋周辺
現在の寺田屋周辺はとても賑やか。
徒歩5分ほどのところに京阪電車が走り、すぐそばには国道。
朝は静かですが、昼ともなると幕末の雰囲気を味わうどころではなくなります。
近くには商店街があるのですが、その通りの名が
「龍馬通り」
寺田屋の見学&宿泊
見学
住所:京都市伏見区南浜町263
電話:075-622-0243
時間:10:00 〜 15:40
休日:年始1/1〜1/3 月曜不定休あり
料金:大人600円・中高大小学生200円(幼児入場不可)
宿泊
電話:075-622-0252(10:00-20:00)
料金:素泊り6500円、朝食付き別途500円
予約:宿泊の1ヶ月前より受付(日曜、月曜は予約受付不可)
酒類と食品の持ち込みは禁止になっています。
もちろん、禁酒禁煙です。
チェックイン
18:00(門限20:00)
チェックアウト
9:00(翌日)
なるほど、見学客と宿泊客が重ならないように時間帯がうまくなされていますね。
ちなみに中は、
十石船(じっこくぶね)と三十石船(さんじっこくぶね)
寺田屋の前の道を挟んだ向かい側には宇治川に注ぎ込む疎水があります。
その疎水で昔ながらの船遊びが出来ることを知っている人は多くないかもしれません。
そうなんです。
ここでは十石船と三十石船に乗ることが出来るのです。
十石船と三十石船の違いは、船の大きさ。
十石船の定員は15人で、三十石船は30人。
まあ、航行ルートも違うんですけどね。
詳しくはこちらから確認して下さいね。
最後に
寺田屋といえば坂本龍馬が新選組に狙われて、おりょうの機転のおかげで命からがら逃げのびたという旅館です。
入口の横には「坂本龍馬が災難に遭った場所」という意味の碑もあって、歴史を感じることが出来ます。
京都の観光の中心からは外れているといってもよい寺田屋ですが、一度訪れてみても良いのではないでしょうか。