ネバネバ野菜ってありますよね。
そう、文字通り茹でたりするとネバネバする野菜のことです。
食べるとそのねばりに病みつきになる人も多いのではないでしょうか。
ここでは、そんな栄養価も高く、暑い夏の疲れをとるというネバネバ野菜を紹介します。
ネバネバ野菜の種類
夏に旬を迎えるネバネバ野菜は3種類あります。
「つるむらさき」
「モロヘイヤ」
「金時草」
です。
それでは、ひとつずつ見てみましょう。
つるむらさき

ツルムラサキ科
つる性一年生草本
原産は東南アジア、現在は東南アジアから中国南部に分布しています。
ビタミンCやカロチン、鉄分やカルシウムなどを多く含んでいます。
味はほうれんそうと似ていますが、ほうれんそうと比べて、カルシウムは約4倍もあり、ビタミンA・Cは約1.2倍も含まれています。
ビタミンAやカロチンは、活性酸素の生成を防ぐ抗酸化作用があり、がんの予防に効果があると言われています。
また、疲労回復効果もあるビタミンB群、高血圧予防やむくみの改善に効果があるカリウム、便通を促し大腸がんを予防する食物繊維など、様々な栄養素が多く含まれています。
こういったことから、つるむらさきは、夏バテで食欲のなくなる時期の栄養補給にも効果的な野菜というわけなんですね。
モロヘイヤ

シナノキ科
一年生草本
原産は北アフリカ
日本名は「シマツナソ」
「モロヘイヤ」はアラビア語で「王様の野菜」という意味で、エジプトの方言によるものだそうです。
葉は青しそに似た形をしています。
また、果実や種子には毒があるので食用には適しません。
もちろん葉には毒性はありません。
モロヘイヤには、カラダの抵抗力を高めるβ-カロテンやビタミンC、疲労回復を促すビタミンB群、そしてカルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラルが多く含まれているます。
日本で栽培されるようになったのは20年前くらいらしいのですが、すっかりおなじみの野菜になっていますね。
金時草(きんじそう)

「きんときそう」と読みそうになりますが、「きんじそう」と読みます。
原産は東南アジアですが、石川県金沢市の伝統野菜である「加賀野菜」に認定されています。
地域によって呼び名が違っていて
沖縄県では「ハンダマ」
熊本県では「水前寺菜」
愛知県では「式部草」
と呼ばれて流通しています。
葉の赤紫色ににはポリフェノールの一種、アントシアニンが含まれています。
これは目にも良いことで有名ですよね。
また、カラダの抵抗力を高めるβ-カロテンや、血圧を調整する成分のγ-アミノ酪酸も多く含まれていて、血圧上昇を抑える効果がある事が分かっています。
ネバネバ野菜の料理法
ネバネバ野菜の料理法と言えば、何といってもさっと湯がいてポン酢でいただく。
これが一番なのではないでしょうか。
すっきりとした舌触りにさっぱりとした味わいはまさに夏を乗り切るのにぴったりです!
最後に
金時草ってあまり店頭などでは見かけないと思いませんか?
これは金時草が石川、熊本、沖縄で主に消費されていることからそのようになっているのです。
逆に上の3県ではよく見かけるかと思います。
とはいっても、モロヘイヤとつるむらさきは全国区なのですから、金時草がない都道府県でも、これらのネバネバ野菜を上手に取って暑い夏を上手に乗り切りましょう。