そろばんの使い方を知っている人は今では少なくなってきているようです。

電卓全盛期ですもんね。

けど、そろばんって右脳の開発にとても良いそうです。

あと、子供のころにそろばんをやっておくと、大人になっても少なくとも足し算引き算においては暗算が使えます。

そろばんの暗算って数字を映像化することで行うので、間違いが少ないんですよ。

ではそろばんの使い方、いってみましょう!

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そろばんの名称

そろばんの使い方

梁(はり)やらなんやらいろいろと名前がついているのですが、ここでは難しいことは割愛して、必要最低限な名称だけ紹介します。

まず、上に1つずつある珠(たま)を 5珠(だま)と言います。文字通り数字の5を表します。

下の4つある珠を1珠と言います。珠1つずつが数字の1を表します。

そろばんのおきはらい

そろばんの珠を動かすことを「おきはらい」と言います。

分かりやすく言うと「おき」は足すことで、「はらい」は引くことと覚えましょう。

まず、上の写真では数字の「0」を表しています。

1珠をおく時のみ親指を使います。後は全て人差し指を使います。

1珠を親指で1つおいてみましょう。そう、一番上の1珠をひとつおきます。それが数字の「1」です。

順に「2」「3」「4」とおいてみましょう。4つの1珠が全て上に移動した状態が数字の「4」を表します。

次に5珠をおきます。そう、人差し指で下におきます。

これで全ての珠をおきました。これが数字の「9」です。

それでは次の写真は数字の何を表しているでしょうか。

そろばんの使い方

そろばんでは一番右から一の位十の位百の位と上がっていきます。

つまりこの写真では

一の位が「9」

十の位が「4」

百の位が「6」

千の位が「0」

なので

「649」ということになります。

実際の計算

では実際に計算をしてみましょう。

1から5までを足してみます。そう、答えは15ですよね。これをそろばんでやってみます。

  1. 「1」をおきます。
  2. 「2」をおきます。下に下がっている3つの1珠のうちの上2つの1珠を2つ同時におきます。そろばんの数字は「3」になっていますね?
  3. 「3」を足します。もう3つの1珠はおけないので、ここでは「5」をたして「2」をひきます。つまり、5珠を人差し指でおいて(下に下げて)、1珠を2つはらい(下げ)ます。数字は「6」になっていますか?
  4. 「4」を足します。もちろん1珠4つはおけなので、「6」引いて「10」を足します。ここでは「6」を人差し指で上、下とはらって左の十の位の1珠をひとつおきます。数字は「10」になっているはずですね。
  5. 最後に「5」を足します。1の位の5珠をおきます。これで「15」になったはずです。

小学校で初めて足し算引き算を習う時につまづきやすいところは「繰り上がり」と「繰り下がり」ですよね。

そろばんでも上で言うと3番と4番の部分が難しいところです。

しかし、ここは慣れです。慣れてくると自然に「5」足して「3」引く、とか「4」引いて「10」足す、といったことが自然に出来るようになってきます。

ここが自然に出来るようになると後は上達は早いでしょう。どんどん練習していって上手になってくださいね。

ここでは簡単な足し算のみの紹介になりましたが、そろばんメーカー(播州そろばん)のホームページでは詳しいそろばんの使い方が紹介されていますのでこちらも参考にしてはいかがでしょうか?

播州そろばんのホームページ

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