桜と言えば小学校の桜を思い出すのは私だけでしょうか。
なぜだかどこの小学校にも桜の木があって、小学校の入学式といえば満開の桜がイメージ出来たものです。
桜といえばどうしてもきれいなイメージを思い浮かべてしまうのですが、学校の生徒さんにとっては毛虫なんかも思い浮かぶのかもしれません。
ところで、満開の桜の後には葉桜がありますよね。
これも結構きれいなもので、満開の桜から葉桜になる時期の方が好きという人も多いと聞きます。
そしてこの時期には桜の木にちらほらとさくらんぼを見ることが出来ます。
普通に売っているような真っ赤な感じではなく、ちょっと黒っぽい感じのものです。
まあ、さくらんぼって桜の木から出来るのですから当然と言えば当然ですよね。
ということはこのさくらんぼって食べられるの?
と思う人がいるかもしれません。
思ったことはないけど、そういえばそうだなあ。
食べられるのかなあ。
そんな疑問にお答えします。
本記事の内容
ソメイヨシノのさくらんぼ
小学校や公園に植えられている桜はソメイヨシノという種類のものになります。
ソメイヨシノはあくまで観賞用に繁殖されたものなので、食用には適しません。
けど、食べようと思えば食べられます。
酸っぱくて苦いさくらんぼという感じでしょうか。
私も子供のころに食べたことがあるので問題はないはずです(笑)
やはり食べようと思うならば佐藤錦などの食用の品種のものを食べるのが本道でしょう。
ソメイヨシノの由来
ソメイヨシノの由来は諸説あるのですが、江戸時代末期から明治時代の初めころに発見され広まった品種で、江戸の染井村にちなんで命名されたというのが一番有力なようです。
木は種子では増えることはなく、全て接ぎ木によって繁殖します。
つまり、人間の手がないと増えないという品種なんですね。
いわゆるクローンの桜なので、開花もほとんど揃っているというわけです。
日本でこんなにソメイヨシノが好まれた理由としては、
葉よりも先に花が咲くという特性
若木であってもたくさんきれいに花が咲く
といったものがあったのです。
桜といえばソメイヨシノだけと思っている人も多いため、最近ではヤマザクラやエドヒガンなどの他の桜の品種も見直されているようです。
まとめ
というわけで、公園などで咲いているソメイヨシノのさくらんぼは食べられます。
といってもさくらんぼの木になっているようにたくさん成っているわけではないのでなかなか見つけられないかもしれません。
食べるのなら自己責任でどうぞという感じになってしまいますが、見つけたら食べてみてはいかがでしょうか。