長崎といえば路面電車。
という人は少なくないかもしれませんね。
多種多様感あふれる長崎市内を走る路面電車はまさに長崎の顔といっても良いかもしれません。
この路面電車、正確には長崎電気軌道というのですが、ここでは便宜上長崎路面電車としておきましょう。
長崎路面電車の運賃
長崎の路面電車の運賃は全線大人(中学生以上)140円、子供(小学生)70円均一です。
幼児(小学生までの幼稚園児)は無料。
1歳未満の乳児はもちろん無料です。
幼児は、小児以上の同伴者1人につき1人まで無料、2人目から小児運賃となります。
また、幼児の単独乗車は子供運賃(70円)となります。
幼児料金
幼児料金は少しわかりにくいので、例をあげて説明しますね。
お子さんとのお出かけを推奨している料金体系で微笑ましいですね(⌒∇⌒)
運賃の支払い方
支払いは降車時。
降りたい停留所がアナウンスされたら降車ボタンを押して知らせます。
運賃は現金を直接運賃箱に投入。
またはICカードをタッチ。
分かりやすいです。
バスと同じですね。
長崎路面電車3つのポイント!
長崎の路面電車のお得で便利な情報を3つにまとめました。
➊のりつぎ券をもらうのを忘れずに
築町電停で➀系統(青色)と➄系統(緑色)を乗り継ぐ時には、運賃を支払う時に「のりつぎ券」をもらうのを忘れずに。
乗り継いだ電車を降りる時にはその「のりつぎ券」を運賃箱に入れることで新たな運賃が不要になります。
これは➀系統が赤迫駅から➄系統の石橋駅へ直通運転をしていないための措置。
ただし、➀系統正覚寺下方面~➄系統蛍茶屋の乗り継ぎは出来ません。
これは➃系統(橙色)が走っているので、この範囲の移動には➃系統に乗って下さい、ということなのでしょう。
また、築町以外でのりつぎ券は発行されておらず、築町の停留所を離れて観光や食事などをするとのりつぎ券は無効になるのでご注意を。
❷1日乗車券を使いましょう
電車・バスというと1日乗車券がつきものですが、もちろん長崎路面電車にも1日乗車券があります。
料金は600円(子供300円)。
路面電車が1日乗り放題になるので、5回乗れば元を取ることが出来ます。
残念ながら電車内では販売していないので、事前に購入しておく必要があります。
販売している場所は、
- 観光案内所
- 電車営業所
- 市内主要ホテル
- 主な旅行会社など
です。
使用日の刻印がないと無効になりますので、ご注意を。
また、モバイル一日乗車券というものもあります。
スマホでお手軽に利用したい方は是非ご利用くださいね。
❸長崎スマートカード
長崎には県内各地で利用できて便利な「長崎スマートカード」というものがあります。
これは、長崎県内の路線バスと私鉄に共通のICカード乗車券。
チャージ(入金)した金額が使用できるプリペイド方式で、発売額は3,000円です。
デポジットはないので、チャージした金額はまるまる使用することが出来ます。
現金を使用することなく、路面電車やバスに乗ることが出来るので県内をあちこち旅行するのにとても便利なカードになっています。
2020年6月30日をもって路面電車での長崎スマートカードのご利用は終了しています。
❸ICカードが利用できます
運賃は現金で支払いがちですが、長崎の路面電車では各社10種類の交通系ICカードが利用できます。
現金で払おうと思っても、小銭がなかったり、そもそも現金自体あまり持ち歩いていない人も多いのではないのでしょうか。
これらのICカードですと持っている人も多いと思いますし、乗り降りも素早くできるのでおすすめです!
最後に
最後に長崎路面電車の路線図も紹介しておきますね。
路線の端から端まで乗っても40分あれば着くのですが、40分電車に乗って140円というのはかなりお安いといえますよね。
日中は5分30秒~12分間隔で運行されます。
長崎駅前から築町界隈をうろうろする場合は、歩いても数分の距離なので、次に来る電車が10分後という場合には歩いた方が早いかもしれません。
長崎路面電車の運賃などについて紹介しました。
初めて乗る場合には分かりにくいかもしれませんので、これを見てどんどん利用しちゃいましょう。
長崎といえばちゃんぽんですよね。
ちゃんぽんを食べるのに路面電車に乗る場合もあるあるもしれませんね。
こちらの記事では長崎の人気ちゃんぽんについて紹介していますので、興味のある方はご覧になって下さいね。