テレビで春菊のおいしい食べ方を紹介していました。
おなじみNHK水曜日というと、そう、ためしてガッテンです。
こういった放送があると、次の日にはスーパーからものがなくなったりするので、明日は春菊が消えるなあと思いつつ見ていました。
春菊って香りがすごくいいですよね。
けど、子供にとってはこの香りが結構苦痛だったりするようで、春菊が苦手、という子供は多いようです。
そんな人のために、ここではNHKのためしてガッテンでやっていた、春菊がおいしくなる料理方法を紹介しますね。
春菊は苦い?
春菊が好きっていう人は多いと思います。
私もその一人です。
好きな人にとっては、どんな方法で料理をしても、いくらでも食べられますよね。
けど、中には嫌いな人もいます。
特に子供に多いようです。
香りが苦手という子は多いのですが、なかには、
春菊は苦い
という子もいます。
私なんかは、
春菊に苦みなんてあるの?
と思いますが。
ガッテンに出ていた家族も、お母さん以外のお父さんと二人の娘が春菊嫌いで鍋には絶対に入れない。
臭いが他の具に移るからだと言います。
実際にはこれは春菊の苦手な人の思い込みで、春菊の臭いが他のものに移るってことはないそうですね。
春菊を「炒める」?
春菊が苦くならない調理方法って本当にあるんですね。
日本ではほとんど見られない方法です。
なんと中国で一般的にされている調理法みたいです。
それは、
炒める
というもの。
まず、
春菊の軸の部分と葉を分けます。
一緒に食べていればわかりませんが、春菊の軸って全く苦味がないんです。
そして、葉に関してはもちろん苦味はあるのですが、調理後の苦みの調整は炒める時間で調節できるということです。
苦くならない炒め時間は10秒。
もちろん長くなれば長くなるほど苦みが増していきます。
なので、春菊を炒める時には、
まず軸の部分をよく炒め、しんなりしたら葉を10秒ほど炒める。
これで苦くないおいしい春菊の炒め物が出来るというわけです。
実際にガッテンのVTR中でも春菊が苦手で全く食べられなかった女の子がおいしいと言って食べていました。
あ、もちろん炒めるというのは熱を加えるということなので、鍋で煮る場合も同じことです。
ポイントは、
- 軸と葉を分ける
- 軸は苦くないので、熱をいくら加え続けても良い
- 葉は苦みがあるが、加熱を10秒までに抑えると良い
- 煮る時も同様
これで、苦手な人も春菊をおいしく食べることが出来ますね。
春菊は観賞用?
ちなみに番組中でのうんちくですが、
春菊の原産地はギリシャなどの地中海地方。
街の市場でも普通に売られているのかと思いきや、全く売っていません。
なんと、一面に春菊の生えている場所があるのです。
そう、原産地である地中海地方では春菊は花を観賞するためのものなのだそう。
ところ変わればってやつですね。
最後に
春菊が苦くならない調理方法を紹介しました。
春菊を炒めるというのはあまりしない方法だと思いますが、普段は煮ることが多いと思うので、目先が変わっていいと思います。
春菊が好きな人も苦手な人も少し気分を変えて味わうことが出来るかもしれませんね。
このサイトでは子供が苦手とされるごぼうの情報も紹介しています。
よろしければご覧になって下さいね。